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令和元年度 日本弁理士会会長賞受賞
2019年10月29日発明協会主催の令和元年度北海道地方発明表彰に於いて、独立行政法人北海道立総合研究機構様と共同で出願した「寄生虫に強いサケを育てるハーブ添加飼料(特許第6351016号)」で、日本弁理士会会長賞を受賞致しました。
また同時に、この特許の事業化に対する実施功績賞を受賞致しました。
写真 表彰式で当社多田課長が賞状受領
今回の受賞を励みに当社は更に社会に対する貢献に尽力する所存です。
<発明内容詳細>
当該発明は、ハーブ添加飼料を給餌することで寄生虫に強いサケ稚魚を飼育し、稚魚の生存率を向上することに成功したものです。
写真 発明技術を活用したサケ稚魚の給餌の様子
サケの孵化放流事業では、サケ稚魚に寄生虫の一種である原虫病が発症します。
写真 原虫病原因虫トリコジナの走査型電子顕微鏡像
発症後の対策として、稚魚の水浴処理が行われてきましたが、この作業には過大な労力を要することが課題でした。本発明の製品化(製品名サーモンリキッド)により、水浴作業の負担を軽減し稚魚の死亡を抑制することに寄与できました。
写真 発明技術を活用した当社製品「サーモンリキッド」
当該製品に関するお問い合わせ先:
tada@nagaoka-mint.co.jp